数日前、年配の女性が、「ひな人形の箱作ってもらえますか?」
と息をきらせながら自転車でいらっしゃいました。
「もちろん作らせていただきます。」とお答えしました。
「良かった。箱が古くなって・・・また箱をもってきます。」とその日は帰られました。
そして昨日、車に乗って箱をもって来られました。かなり年期の入ったものです。
箱の採寸をしながら少しおしゃべりをしました。
私 「どちらからですか?」
お客様「飾磨区清水です。」飾磨区清水は当社から自転車で20分くらいのところです。
私 「清水ですか。ありがとうございます。」
お客様「箱が古くなったので、段ボールやさんをさがしてて。電話帳でさがしたらここを見つけて、
作ってもらえそうかなと思って。 場所がわからないからこの前自転車で探してたんです。」
私はなんて嬉しいこと!と思いました。
夏の暑い日にわざわざ自転車で弊社の場所を探して来られたなんて!!!
本当にありがたかったです。
きっとお客様の大切な思い出のつまったひな人形や、兜なんだと思います。
そのお役に立てるよう、段ボール箱作らせていただきたいと思います。