先日お客様のA社様からFAXでご注文をいただきました。
そこには「これが一番外箱の寸法です。この中に入れ子で2箱つくってください。
3つ入れ子になります。」
と書かれており、箱のサイズ70x60x15cmのかぶせ式の底の絵が描かれていました。
その後、「入れ子でお願いします。ふたはいりません。」とお電話もいただいたようでした。
私は注文書を見て「入れ子??? 双子、三つ子なら知ってるけど・・・」
意味がわかりません。もちろん作ったこともありません。
こんな時はお客様にしかっり聞くしかない!と思いA社様にお電話し、再度確認。
私「入れ子・・・の箱ですか?」
A社様「お重のように中に2つ箱を入れて、取り出しやすいように少し隙間を開けてね。」
私(なんとなく分かったかも!)「分かりました。中の箱は外の箱と高さは面一になるようにするんですね。」
A社様「重ねてしまうから、でこぼこだと上に重ねられないからね。」
私「はい、では納期通りお作りいたします。」
とここで電話を置きました。
やっと分かりました。外箱の中に順にひとまわり小さい箱が2つ入るんだ!と
そして私の勉強不足でした。。。。
直ぐにネットで「入れ子」の意味を調べると、
「同形で大きさの異なる器物を順に組み入れるように作ったもの。重箱、杯など」とありました。
早速試作をつくり出来たものがこれです。
商品の用途をお聞きすると、展示会などで段ボールの中に展示物を入れ並べるそうです。
展示会が終わるとまた入れ子箱は重ねてしまわれるそうです。
30セットご購入いただいたのですが
これだと収納スペースの削減にもなり、何度でもご利用いただけます。
これで入れ子の段ボールのご注文を頂いてもバッチリです!
お気軽にお問合せください。